きのうぽかぽか、きょうびゅーびゅー、夕方からぶるぶる。びゅーびゅーの日にスカートはいて出かけるというのは、まぁーそのぉー、両手がふさがっていたりするとね、そんな時にびゅーびゅーってね、、、「いやだわ、万が一のことがあったら恥ずかしいわ」という顔をしつつも、心の中では「見れるものなら見やがれ！」　不幸にも見えてしまったかもしれないみなさん、申し訳ないっ！非常に申し訳ないっ！悪いのは見せてしまったかもしれないわたしではなく、春一番のせいだから。：きょうのわたし：SSブログ

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帰りに寄り道

これはちょっと前にパチリってしたやつ。

地元駅の改札出たところにあるから
どうしてもここが多いかも。
あんまり居心地が良かったりすると、
わたしの場合、ウチに帰ってから動けなくなってしまうので、
適度に音がして、適度に人が動いている方がいい。
ここの店員さんはうるさくないからちょうどいい。
帰る前に気分転換ってする？

隣りの隣りに席には少年。
飲んでたのは、あの色は多分野菜ジュース。
メニューにミルクがあったら、多分そっちにしてるかも...
そんな感じ。

足元にブルゾンとバックを置いて、
着ていたものぐらい空いている席におけばいいのに、
足元に置いて、
バックからノートとテキスト出して、
見たところ、勉強っぽい。

わたし、こういうの弱いの。
じつは。
何かね、胸がきゅーんとしてくるの。
好きとかそういう‘きゅーん’じゃなくて、
若者頑張ってるなという‘きゅーん’
負けるなよという‘きゅーん’

その時、これ↓読んでた。

星々の悲しみ (文春文庫 (348‐1))

作者: 宮本輝
出版社/メーカー: 文芸春秋
発売日: 1984/01
メディア: 文庫

ムスメの本棚で発見して、
「あのオンナ、こういうのも読みやがるのか」って略奪してきた。

７つの短編の主人公はすべて少年。
もしくは元少年。
だいたいが、野菜ジュース飲みながら勉強（たぶん）している
隣りの隣りにいる少年と同じぐらいの年代。

映画で「感動しました。泣きました」っていうの、あんまり信用していない。
本も「電車の中で涙が止まりませんでした」というのも、
あんまり信用していなかったりする。

そんなわたしが、不覚にも涙しました。

「星々の悲しみ」と「西瓜トラック」は電車の中で。
「北病棟」の半分ぐらいの時に、隣の隣りに少年が来て、
「火」と読み進み、「小旗」を読み終えて
ちょっと自分の顔をあげて、少年を見た時に
涙、どーー。

少年、どうも睡魔をこらえながら勉強していたようで、
わたしが顔を上げたときは、シャープペン握り締めながら
ノートの上に頭乗せて寝てた。

ただそれだけなのに、
涙、どーーー。

隣の隣りに学生っぽい少年がいなかったら、
少年が勉強ではなく、ケータイいじっているだけだったら、
涙は出なかったと思う。

全部読み終えたところで気がついた。
わたしこれ、高校生の頃に読んでた。

‘４０歳’‘恋人を手放せばあとがない’
という言葉だけで買う。
宮本輝の直後だったせいか、
文体が好きになれず読みづらい。
少しだけ読んでやめた。

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くるくる中、柄にもなく、
‘結婚してからの両立’とか
‘産後どのくらいしてから復帰した’とか
真面目な相談をうける。

話しをしつつ、「あと１５歳若くて、あと１0センチ背が高かったら」って思う。

「奥さん、朝と夕方とお姑さんのところに来るのってスゴイですよね」と、
オットが言われたらしい。
だから「１日１回でいいよ」って電話がきた。
朝病院に行くと、姑の洗濯物を持って１日行動しなければいけなくなり、
夕方だけにすれば、姑のおやつ、
出汁とった後の昆布とか、するめとかを持っていなければいけなくなり...
なかなか難しい。

予定では、今日あたりに退院できのだけれど、
数値が下がらず、どうも今月いっぱいいるらしい。
隠れて大福食べてますね、お義母さんっ！

帰宅したらムスメから
「‘しさんうんよー考えてますか？’って電話あったよ。
‘じんぞー売らなくちゃいけないぐらい財政悪化しているから、
うんよーどころではありません’って言っておいた」などと聞かされる。
電話かけてきた人、何て思っただろう。