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王子、オマエもか! [王子]

あれは昨日の夕刻のこと。

学校を休んだムスメに‘ロール白菜’を作らせている脇で
一服しつつコーヒー飲んでいたら、王子母から電話がかかってきまして

「明日のことなんですが...
実は風邪をひきまして、今週幼稚園に行っていないんです。
それで、明日は朝からお願いできませんか?」

正直嬉しい


だってさ、お迎えに行かなくていいんだもん。
「寒い!」って泣かれることもなければ、キレイなお姉さんのチェックに付き合うこともない。
あぁ、何という幸せなんでしょう。

「いいですよ。お昼はおじやでいいですか?それともおうどんにしますか?」
「ご飯の方が食べやすいと思うので、おじやにしてください」

いいわぁ~
何でも作ってあげるわ♪

すぐにお買い物に行かなくちゃ

ということで、ウチから一番近いのに、めったに行かないスーパーに行き
悩む...
ムスメが本格的に熱を出した時は、小さい頃からひたすら寝るタイプだったので、
王子のようなぐずり屋さんはどうなるのかわからない。
どうすりゃいいのさぁ~ (ToT)
何食べさせりゃいいのさぁ~ (ToT)

玉子、ウチにある
リンゴ、ウチにあった
スポーツドリンクでも買うか...
ついでにアイスでも買うか...
DVD、面倒だからレンタルしてくるのやめよう...


ここで大きな不安が・・・

アイツ、もしかしてインフルエンザじゃないだろうな

一応予防注射はしているものの、効果が出る時期までまだちょっと早い。
うつりたくないよ~
ダメだよぉ~
アイツの風邪はしつこそうだよぉ~



*****

こうして水曜日がやってきて

いつもの駅の改札ではなく、ホームで大量荷物と共に手渡される。
母の乗る電車が行ってしまうと同時に
「抱っこぉ~~~!!!!!」


この寒空の下、王子は薄手のブルゾンをお召しになっています。
天気予報で‘真冬の格好でお出かけください’って言ってたくらい寒いのに...
いくら日曜日に買ったばかりとはいえ、どう見ても冬物じゃないじゃない。
裏地もついていないしさぁ。
王子母、自分ばかり完全防備だよ。


持参した王子のマフラーを首に巻きつけ、
右肩にはお布団の入ったバック、
左肩にはいつものバック、
ワタシが着ていたコートのファスナーを開けて、王子を包み込むようにして抱っこ。


時刻はいつもより遅い、午前10時少し前
とにかくすごい荷物、改札で戸惑ったくらいだもん。
いや、周りに迷惑をかけました。


誰にも合いませぬように...
誰にも目撃されませぬように...


「うちから駅まで歩いたんだよ。ふらふらなんだよ。
電車の中でも立っていたんだよ」

それどころじゃありませんっ!
ワタシは必死ですっ!

王子、重いわ...
少しの間だけ歩いて...

「masaちゃん、ボクはふらふらなんだよぉ~
頑張れよ、masaちゃん」

いや、そういう問題ではないと思います。
これ以上二の腕を鍛えるのはいかがなものかと...
王子、ワタクシは思いまする...


命からがら、腕をぷるぷるさせながら帰宅して、お布団敷いたら

「ボク、お腹すいたんだけど・・・おにぎり食べたいんだけど・・・」
王子、朝ご飯は?
「なーんにも食べてない。牛乳も飲んでない。お薬だけ」
・・・・(‐_‐;)・・・・

仕方ない、二の腕クールダウンのために、おにぎりでも作ってあげるか。
ちっちゃいのを1つ食べて、王子、即お布団へ


楽だ...
いつものグズグズもキャーもなくて楽だぞ!
電車の中で‘ちゅう’も迫られなくて良いぞ!


「あとでパンプキンスープ作ってくれるかい?」
パンプキンスープ・・・?昨日作ったんだけどさ...
また作れとおっしゃる...
(蒸した南瓜をマッシュにして冷凍しておくと便利だね)



お昼に温奴とおにぎりとパンプキンスープを食べさせ、
食後のお薬を出したら王子の目は半開き。
蹴飛ばしたくなるくらい大嫌いな王子の目つき。
何か不愉快なことがおこる前触れという目つき。

「チョコレートがなくちゃ お薬飲んじゃいけないんだよ」

なんだよ、それ。
そのご褒美があって当たり前というの、やめたほうがいいと思うよ。
ちょうどチョコレートがあったから良かったけどさぁ...



食後の王子はめずらしく添い寝を要求してきます。
一応風邪ひきさんなので、サービスしてあげましょか。

「もっとこっちに来てよ」
「ぎゅーっとしてあげるね」
「masa、かわいいね」←いつのまにか呼び捨て(怒)
「離さないからね」

よんじゅっさいでも、さんじゅっさいでも、にじゅっさいでもなく、
4歳でも男子は男子。
どうするよ、これ。
ぶっ飛ばすわけにもいかないしなぁ...
しかも王子の右手はワタシの肩、左手はおっぱい。
どうするよ、これ。
あ~っ!ダメ!ちゅうはダメ!ダメだったら...
違う人だったら、インフルエンザでも拒否しないけど、
王子は許さない!
ワタシの操が・・・

「ボクの上に乗ってみてよ」

キミ、いったいどこでそんなものを覚えてくるのさ。
セクハラ通り越してるから。

「ママとダディが・・」

だからぁ?
だから左手を離して!ちゅうはやめて!




「昨日もその前の日もお勉強しなかったんだ。
今日もしなくていいんだよ。明日もしないといいな。
ずっと熱が下がらないといいな」

もう添い寝はやだな。
ちゅうはもっとやだな。
早く熱下がらないかな。




それよりそれより・・・

コイツがインフルエンザだったらどうしよう...
突然38度を越える熱が出て、2日後の今日は37度ちょっと。
「体が痛くなった?」と聞いても、4歳児にそんなことわかるはずなどなく...
あぁ、どうしよう...
その時はインフルエンザ記念として、師走のラッシュ時に電車乗ってもいい?
ダメ?


もうすぐ王子が目を覚まします。
この後、何事もないことを祈る。


nice!(9)  コメント(13) 
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nice! 9

コメント 13

masa

aerialさん、ありがとうございます。
by masa (2007-12-05 20:38) 

masa

ハム子さん、ありがとうございます。
by masa (2007-12-05 20:38) 

ほーりー

ドキドキします。
by ほーりー (2007-12-05 23:02) 

もっとこっちに来て!ぎゅーっとしてあげるねmasa、かわいいね~
話さないからね~....で、鼻水べちゃですか? 相手は手ごわいぞ!
by (2007-12-06 01:06) 

sima

王子、早熟過ぎ...
って、どこで覚えたのか...(^^;)
by sima (2007-12-06 01:46) 

masa

ほーりーさん、おはようございます。
ドキドキです。
大丈夫だよね、ワタシ...
by masa (2007-12-06 09:45) 

masa

aerialさん、おはようございます。
話さないんですね...了解いたしました。
今回は鼻水が出ていなかったから怖い...
そうだ、話さないんだった...
失礼。
by masa (2007-12-06 09:46) 

masa

simaさん、おはようございます。
「ママとダディがやっている」のだそうです。
やることに対して否定はいたしませんが、
せめて子供とは別室でと思います
by masa (2007-12-06 09:47) 

masa

chi-さん、ありがとうございます。
by masa (2007-12-06 09:48) 

masa

nicoさん、ありがとうございます。
by masa (2007-12-06 19:52) 

masa

にこちゃん、ありがとうございます。
by masa (2007-12-06 19:52) 

masa

ricoさん、ありがとうございます。
by masa (2007-12-13 09:28) 

masa

tokoちゃん、ありがとうございます。
by masa (2007-12-13 09:32) 

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