もう痛くなんかないもん [つぶやく]
「足が…」とか、「肉が…」とかいうのって、
聞いたり目にしたりしても「痛そう」としか思わなかったのだけれど、
実際になってみると、どうしようもなく痛いんだね。
泣くかと思った、じゃあなくて、泣いた。
でもわたしは一応オトナだし、母さんでもあるので、
涙を拭いて、‘せんぱい’のお迎えに行って、
ご飯を作った。
そんな昨日のこと。
‘せんぱい’が、お手洗いに行きたいとおっしゃるので、
便器に座らせ、落ちないように身体をおさえていた時のこと。
脇のボタンを押してしまった‘せんぱい’
「それはっ!ダメっ!!!」
ストップのボタンを押したくても、手を離したら‘せんぱい’の身体が落ちてしまう。
でも早くストップのボタンを押さなければ・・・
押さなければ・・・
わたしの顔に・・・
水が・・・
ウォシュレットを恨んだ。
今度は泣きたかったのに、涙が出なかった。
着替えて床を拭いた後で、
「こい、ここ」(‘これはここ’と言っているつもり)という
現場監督@‘せんぱい’の指示に従い、クリスマスツリーの飾り付け。
途中、飾るつもりで焼いていたクッキーを食べられたりということはあったものの、
無事に出来上がって、ムスメも一緒に三人で
「ばんざーい!」した。
ツリーが倒れてオーナメント数個破損。
もう泣くとかそういうこともなく、
笑えて仕方なかった。
きっと‘せんぱい’はオーナメントに触ってみたかっただけに違いなく、
触ってみたかったものが壊れてしまったのと、
倒れてビックリしたのとで、いっぱいいっぱい泣いてくれた。
泣いている‘せんぱい’を抱っこして、
涙と鼻水拭いていたら、
痛いのも、疲れたのも、眠いのも、
濡れてしまったのも、壊れてしまったショックも、
もうどうでもいいやって思った。
今朝、「いってきます」をした時の空。
次に‘せんぱい’を抱っこできるのは、来年です。
もうすぐ・・・
オマケ
Mapleさん、
神童ヒナさん、
KANKOさん、
つなみさん、
chi-さん、
Sumiちゃん、
ありがとうございます。
by masa (2008-12-24 13:58)