わたしの手帖：きょうのわたし：SSブログ

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びみょーのびー｜2008-11-23 ブログトップ

わたしの手帖　[つぶやく] [編集]

心の中の天使が‘大急ぎで帰ったほうがいい’と
ささやいていた本日の午後。

くるくる友のＹが深刻そうな顔して
「話し聞いてください」と言ってきたので、ちょっと寄り道。

気になっていたのに、前を通り過ぎるだけだったお店。

~TS361908.JPG

本日のジュケンセー、いんふるえんざ注射の予約が入っておりました。

「注射してきた？」とメールしたら、
「お熱があったので、できませんでした」

とほほ・・・
何とまぁ・・・

「お仕事の都合で予定より遅くなります」
とだけ送っておく。

仕事だといえば文句も言うまい。

仮に、自宅から通えない大学に進学した場合、
当然ながら一人暮らしをするわけで、
そうなったら熱を出しても一人なわけで、
春まではあと数ヶ月でもあるわけで、
一人暮らし１年生とはあまりかわらないわけで、
一人でできなければいけないこともあるわけで、
暗くなるまではわたしも帰るわけで、
お夕飯は一緒なわけで、
つまり、急いで帰っても仕方ないから、
今はちょいと寄り道していこう。
そう、わたしは朝、ウチを出るときに
「４時半までには帰る」と言ってきたのだから。

~TS361913.JPG

４時半まで帰るどころか、
４時半までお店にいたわたし。

目の前のＹは、まだ話し足りなさそうな顔をしていたけれど、
いい加減帰らなければ。

帰って、自分の部屋の入って凍りついた。

ベッドの周りだけではなく、ベッドの中にまで雑誌や本が乱れていた
わたしの王国が、キレイに片付いている。

口では「ありがとう。嬉しい」と言いながらも、
ちょいとイヤな感じ。
何かイヤな感じ。

お熱があって注射できなかった人は、
「帰ってきて測ったら下がってたよ」とのこと。

ウチ中掃除していたらしいけど、
お洗濯物は取り込んだままだった。

「毎週、模試ばっかりで、もう結果を見ても、
どれがどれだかわかんないくらいだよ」

~TS361917.JPG

そんなことを言いながら作ってくたれのは、
からし高菜と、大き目の入り卵と、早く食べなくちゃいけないハムを
胡麻油で炒めて、パスタをからませたもの。

「美味しい～～～。これ、パパにも食べさせてあげようよ」

わたしのを半分残したんだけど、
本当は美味しいからではなく、
気まずかったのと、お腹空いてなかったから。

何かね、片付けてくれたのは嬉しいんだけど、
そこだけはやって欲しくなかったというか、
見られたくないものもあったのだよ。
手帳とか。
見られちゃったのかなぁ...
わたしの手帳。
まっずいよなぁ...

ベッドの中も周りもキレイになって、
シーツも洗いたてだとはしても、
何だかなぁ...

今朝、きちんと片付けていかなかったわたしが悪いんだけど、
それにしてもなぁ...

食後から、中庭ごしに見えるムスメは
勉強しているのだけれど、
でもなぁ、心の中では何考えてるかわかんないものなぁ...
わたしと一緒にいたくないのかなぁ...
さっきも黙ってこっちに来て、黙って牛乳飲んで自分の部屋の戻ったんだよなぁ...
わたしがパソコンの前に座っていたから
だから何も言わなかっただけだといいんだけどなぁ...

手帳に何を書いていたかって？

‘アホ判定からビミョー判定に落ちてしまった’
‘もっと切羽詰まった顔しろ’
‘寝るな。勉強しろ’
‘ローニン決定か’
‘シワができてしまった’
‘おあしすが来日するから行きたいとか、ゆー２は聞かないとか、
父親とは音楽の話で盛り上がる’
‘だいたい父親と仲良すぎ！ファザコンなのか、オマエ！’

とか何とか、
本人には絶対に言えないこと。

もし、逆の立場だったら・・・

密かに怒り狂うだろうな。
よくわかんないけど。

まっ、仕方ない。
終わったことを後悔してもどうしようもない。
つまりは片付けなかったわたしが悪いだけなんだから。
ご飯作ってくれたからいいってことにしておこう。

しておこう・・・

~TS361921.JPG