こーゆーこと [まわりの人々]
ババ抜きというゲームがあるように、ババってのは手元に置いておきたくないもの。
わたしの中ではどうか・・・?
あったり前じゃん、そんなこと。
えぇ、最初から欲しくなんかないわ。
日曜日、夫婦二人。
オットと丸一日休める予定。
数ヶ月ぶり。
「どうする?どこか出かける?」
その時かかってきた1本の電話。
「これから新幹線に乗るとこ」
えっ?
いいいいいいいいいいい・・・・・今、何て?
これから乗るとこって聞こえました。
混線しているんですかね。
「乗るとこ」
旅行ですか?
いいですね。
「行くから」
新幹線混んでるでしょ。
無理して乗らなくてもいいんですよ。
「指定席だから大丈夫」
えっ?
受話器を持ったまま床に崩れ落ちそうになった。
あれだ。
9回の裏、2アウト。
自分がここでパカーンと打てば勝てる。
なのに見逃し三振。
これで引退かぁー。
これから受験かぁー。
ちくしょー泣いてやるぅ~。
なのに涙が出てこないや…。
みたいな感じ。
涙の1つでも流してみたいのに、ちぃーっとも涙が出てこない。
だいたいだな。
乗車率も高くって、すんごい混んでいる日。
指定席は売り切れってニュースでやってたぞ。
ってことは、計画的犯行?
いやいや、
JRよ、そんな日にどうして…
どうして乗って欲しくない人にまでチケットを売る?
他にもチケットが欲しい人はたくさんいるんだ、
どうしてそういう人にチケットを売ってあげないんだ。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおお義母さん、来ちゃうんですか?
ホームまでお迎えに行きますか?」
「いいわ。自分ででも行けるから。
その代わり途中まで迎えにきてくれない?
着いたら電話するから。
買い物しながら待っているから車で来てね」
夫婦でお出かけ、はい、なくなったぁー。
大掃除開始ぃー。
二人で近所のスーパーに行って、おやつを買わねば。
「ご飯どうする?」
「どうせ食べに行くんだろ。いいよ、用意しなくたって」
「おやつは何がいいかな」
「買い物するって言ってたんだろ。どうせ何か食べきれないほど買ってくるんだからいいよ」
貴重な日曜日の午前中が終了し、
そろそろ悪魔の乗った新幹線が到着する時刻。
電話は来ない・・・
いい加減来てもおかしくない時刻なのに、電話がこない・・・
迷子にでもなったか?
そろそろお夕飯の時刻だぞ。
いいのか?
それより忘れてた、お孫さまの存在を。
その日のお孫さまはお友達と遊びに行っていた。
「これこれこーゆーことで、早く帰ってきてくれないかなぁ」
メールする。
返事「早く帰りたいのはやまやまですが、電車に乗っているので、
これ以上早くと言われましても無理です」
「これこれこうなので、出かけますが」
「お留守番してるよん」
逃げやがったな、ムスメ。
招かざる客から「今着きました」と電話があったのは午後6時。
空白の3時間はいったい何していたの?
とにもかくにも、
「ここまで来い」と言われた場所に行く。
へっ?
ウソでしょ・・・・・・
何故に?
姑1人だけと思わせておいて、どうして舅までいる!
冗談じゃない。
姑1人ならいざ知らず、何が楽しくて舅まで!
うううっ・・・
泣きたい・・・
涙は出ないけど・・・
いや、出てきた・・・
悲しくて泣けてきた・・・
どうするんだ・・・
舅までなんて絶対にやだよ・・・
そうだ!
あの手を使おう。
「お義母さん、ちょうど良かったです。
明日、実家に行かなくちゃいけなかったんですよ。
一緒に来てくださると両親も喜びます。
お義父さんなんて、何年もお会いしていないからぜひにって父が言ってましたよ。
わたし、これから実家に電話してお話ししておきますね」
もちろん実家に行く予定などない。
父、会いたいだなんて一言も言ってない。
ほーらね、二人とも顔がひきつってる。
「あーーー・・・でも・・・お、おみやげも何も買ってないから」
姑、抵抗。
「いいんですよ、手ぶらで。行くだけで喜びますから」
舅「いや、いいよ。どうせすぐに帰るんだし」
よしっ!
嫁の勝ちっ!
「そうだね、明日帰らないといけないしね」
ますますよしっ!
お義母さん、明日って言いましたね。
間違いではないですよね。
やっぱりもっとゆっくりしていくなんて言いませんよね。
なんか不安。
「お義母さん、どうしましょうか・・・
お義父さんの分のお布団ないんですよ・・・
どうしましょう」
もちろんこれも大嘘。
びびびっと反応したのはオット
「ホテルでも予約すればいいじゃないのか?」
よしっ!オット、珍しくよしっ!
「ホテルって、別にいいんだよ。寝るのなんてリビングの床でもいいんだよ」
「お義母さん、そんなぁ~、気にしないでくださいよ」
リビングの床でもいいですって?
本当に床の上で寝る気あるのかよ。
寝かせてみたいがな。
鰻食べさせつつ、そんなやりとりがあり、
ホテルまで舅と姑を連行した。
ここまでが昨日のこと。
夫婦のお出かけって、とーきゅーストアだけ。
次はいったいいつオットのお休みがあるのかわからないのに。
きょう、わたしは予定をキャンセルし、
あちこち二人を連れて歩き、
新幹線に押し込んできた。
「まさちゃん、実家に行かなくてもよかったの?」
「お義母さんが来ているといって断りました」
「悪いことしたわね」
「いいんですよ。母が待っていますから、これからみんなで行ってみますか?」
「行かない。すぐに帰るから」
そこまでわたしの実家がいやなのか。
でも、すぐに帰ったからいいや。
というか、お義母さん。
あなたがわたしの実家に行きたくないくらい、
わたしも杜の都に行きたくないんですけど...
あっ、一番乗り♪
ぬぬ~ん・・・あなどれないな、義母様。
masaちゃん、お疲れ様でございました。
書いてないあれこれそれこれがあったでしょう。
お察し申し上げます(TT)
by つなみ (2008-08-18 23:10)
そういうことでしたか...ぅー
あ。電球光ってるー
夫婦でお出かけっていいなぁー...ぅぅ
by mona (2008-08-19 00:27)
ただいま(Φ_Φ)ノ
作戦勝ちだねん♪
by たろちぅ (2008-08-19 08:03)
おやすみは同じでも、一緒に出かけるなんてこと・・・(・_・;
それにしても、masaさん頭の回転はやいわー!
ホテルも予約できて良かったね(^^)♪
by ゆっきぃ (2008-08-19 09:34)
つなみちゃん、
あれこれそれこれいっぱいありました。
「ホテルって五反田?」そんな会話もありました。
でも、一日で終わって良かった。
ほんとうに良かった。
by masa (2008-08-19 22:08)
monaちゃん、
いつもの日曜日は、夜までしか時間がないから、
丸一日だなんて、すんごっく久しぶりだったの。
イケアに連れていけあって言ってたんだけど、
また幻に終わったわ。
by masa (2008-08-19 22:10)
aerialさん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-19 22:11)
ほーりーさん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-19 22:12)
たろちぅさん、
おかえりー♪
あのさ、車に乗ってると、
どーしても足あげたくなるよね。
外反母趾で豆とかタコいっぱいでも上げたくなるのだ。
by masa (2008-08-19 22:13)
ゆっきぃちゃん、
ずっとお休みは今年初ぐらいだったからね。
姑に対してはびびびって考えられる^^;
by masa (2008-08-19 22:15)
Sumiちゃん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-19 22:16)
nyanさん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-22 21:43)
chi-さん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-22 21:43)
Mapleさん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-24 15:32)