人生はつり橋のようなもの、かな。 [ほん]
本屋さんへは、‘時間のある時’に‘ひとり’で行ってはいけない。
狙いを定めて、あまりうろうろしない。
そうしなければ、気がついた時、
びっくりするくらい時間が過ぎていて、
手には何冊もの本を抱えていることになってしまう。
めざす本がなければ、表紙見て、裏側をちょっとチェックして、
元の場所に戻す気にならなければ、
数ページめくって解説を読む。
もちろんその時によって、作家の名前で買う時、
表紙だけで買う時、裏側までで買う時、
解説を読まないことだってある。
反対に、そこまでして元に戻してしまうことだってある。
レジのところで店員さんにタイトルだけいって、
その場で全てを終えてしまうことも、たまに、ある。
今回は買い物の合間の気分転換に
文庫新刊コーナーだけ。
所要時間約5分。
**********
わたし、食べ物の本が好きです。
食欲がない時、摂生中、見ただけで楽しめるから。
‘何つくろうかなぁ...’という時、記憶の片隅から、
載っていたものがちょいと出てきてくれればなおお徳。
表紙が「食べたいな」と思わせるものだったら、買わずにはいられない。
もくじ。
さらに心奪われる。
ページをめくれば、仕事をする手元、モノクロ写真。
エッセイと、タイトルに合わせたお料理のレシピ。
真ん中あたりにカラーでお料理の写真。
最初の「手でちぎる」から、読み進める速度とは違って、
ゆったりと時が流れていくような文章。
レシピもそう手の込んだものではなく、でも、手を最大限に使い、
美味しそうなものばかり。
特別な道具を使わずとも、手があればだいたいのことはできる。
そして、道具は使いこなす手があってこそ。
手ってすごい。
明日つくりたいもの、いくつか。
**********
映画を小説化
映画を観たから別に読まなくてもいいんじゃないか。
それでなくても新刊のコーナーには手を伸ばしたいものがわんさか並んでいる。
なのに...
映画と同じ、吸い込まれそうな光景。
手に取り裏側も見ず(DVD観てるし)解説を読む。
解説ってだいたい
‘○○さんは初めて会った時...’系、
‘○年の○で賞を取り...’系、
ひたすら本文解説系だというのに、これは違う。
ゆっくり読みたかったので、最初の数行読んだだけで購入。
映画を観た、もしくは最初から読み進めていなければ
何のことなのかさっぱりわからない解説。
いや、「解説」という文字のとなりに小さく「あとがき」とあるように、
これはまさしく「あとがき」という言葉がぴったりな文章。
作家の意向とは関係なく書き進められている(そう書いてあった)6ページ。
いい。
最初の3ページ。
文字を追うたびに、頭の中に映像が広がっていく。
正直なところ、DVDを観ていた時、途中意識をなくしました。
だから映画のラストに同じようなシーンがあったのかどうか
記憶は定かではありません。
確か、「中」から「外」に出て、バスが走って、
弟が叫んで...
なのに読み進むだけで本当にそんなシーンがあり、
彼は「外」や「中」でこう考えていたんだ、こういうことを楽しんでいたんだ、
3ページで思わせてしまう。
上手い。
スタイルを変えて進む残りの3ページ。
あまりの変わりように、読んでいて最初の数行は‘えっ?’と感じる。
そのギャップがたまらない。
もう少し時間をおいて最初から読もう。
あとがきの余韻をもう少し楽しんでから。
一冊目を半分ほど読んでから、「ゆれる」を読み始める。
映画では映画の、文章では文章のよさがあります。
最後まで読んで、また「あとがき」を読んだら、
さっきとは違った読後感が味わえるかもしれない。
狙いを定めて、あまりうろうろしない。
そうしなければ、気がついた時、
びっくりするくらい時間が過ぎていて、
手には何冊もの本を抱えていることになってしまう。
めざす本がなければ、表紙見て、裏側をちょっとチェックして、
元の場所に戻す気にならなければ、
数ページめくって解説を読む。
もちろんその時によって、作家の名前で買う時、
表紙だけで買う時、裏側までで買う時、
解説を読まないことだってある。
反対に、そこまでして元に戻してしまうことだってある。
レジのところで店員さんにタイトルだけいって、
その場で全てを終えてしまうことも、たまに、ある。
今回は買い物の合間の気分転換に
文庫新刊コーナーだけ。
所要時間約5分。
**********
わたし、食べ物の本が好きです。
食欲がない時、摂生中、見ただけで楽しめるから。
‘何つくろうかなぁ...’という時、記憶の片隅から、
載っていたものがちょいと出てきてくれればなおお徳。
表紙が「食べたいな」と思わせるものだったら、買わずにはいられない。
もくじ。
さらに心奪われる。
ページをめくれば、仕事をする手元、モノクロ写真。
エッセイと、タイトルに合わせたお料理のレシピ。
真ん中あたりにカラーでお料理の写真。
最初の「手でちぎる」から、読み進める速度とは違って、
ゆったりと時が流れていくような文章。
レシピもそう手の込んだものではなく、でも、手を最大限に使い、
美味しそうなものばかり。
特別な道具を使わずとも、手があればだいたいのことはできる。
そして、道具は使いこなす手があってこそ。
手ってすごい。
明日つくりたいもの、いくつか。
**********
映画を小説化
映画を観たから別に読まなくてもいいんじゃないか。
それでなくても新刊のコーナーには手を伸ばしたいものがわんさか並んでいる。
なのに...
映画と同じ、吸い込まれそうな光景。
手に取り裏側も見ず(DVD観てるし)解説を読む。
解説ってだいたい
‘○○さんは初めて会った時...’系、
‘○年の○で賞を取り...’系、
ひたすら本文解説系だというのに、これは違う。
ゆっくり読みたかったので、最初の数行読んだだけで購入。
映画を観た、もしくは最初から読み進めていなければ
何のことなのかさっぱりわからない解説。
いや、「解説」という文字のとなりに小さく「あとがき」とあるように、
これはまさしく「あとがき」という言葉がぴったりな文章。
作家の意向とは関係なく書き進められている(そう書いてあった)6ページ。
いい。
最初の3ページ。
文字を追うたびに、頭の中に映像が広がっていく。
正直なところ、DVDを観ていた時、途中意識をなくしました。
だから映画のラストに同じようなシーンがあったのかどうか
記憶は定かではありません。
確か、「中」から「外」に出て、バスが走って、
弟が叫んで...
なのに読み進むだけで本当にそんなシーンがあり、
彼は「外」や「中」でこう考えていたんだ、こういうことを楽しんでいたんだ、
3ページで思わせてしまう。
上手い。
スタイルを変えて進む残りの3ページ。
あまりの変わりように、読んでいて最初の数行は‘えっ?’と感じる。
そのギャップがたまらない。
もう少し時間をおいて最初から読もう。
あとがきの余韻をもう少し楽しんでから。
一冊目を半分ほど読んでから、「ゆれる」を読み始める。
映画では映画の、文章では文章のよさがあります。
最後まで読んで、また「あとがき」を読んだら、
さっきとは違った読後感が味わえるかもしれない。
masaさんも本がお好きなようですね♪
息子は読書感想文で、うんうん唸ってます(笑)
by KANKO (2008-08-11 20:53)
monaちゃん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-11 22:13)
ぴーすけ君、ありがとうございます。
by masa (2008-08-11 22:14)
KANKOさん、
活字がないと眠られないの。
で、集中するとすんごっく早く読める(笑)
ずっと前、読書感想文を書くのに、
解説を丸写ししたツワモノがクラスにいました。
それでいこー!
by masa (2008-08-11 22:16)
平松洋子さんの、気になってたんです。
うー、買ってしまいそうです(笑)
本屋さんにはほぼ毎日立ち寄ってしまうのですが、
キケン地帯ですよねー。
by Maple (2008-08-12 22:36)
つなみちゃん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-14 22:51)
chi-さん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-14 22:51)
Sumiちゃん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-14 22:52)
Mapleさん、
これは買っても失敗はないですよ。
本屋さんは本当にキケン極まりない場所で、
行くたびにとんでもないことになってしまう(笑)
文庫以外は図書館にしようと思いつつも、
ほら、夏休み中はねぇ...
by masa (2008-08-14 22:55)
katieさん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-14 22:55)