オヅがすき [観てみた]
ショックです。
予約投稿しようとしていた記事がアップされていなかったどころか、
キレイさっぱり消え失せていました。
それはどんな記事だったかというと...
わたしはオヅが好きです。
TSUTAYAに行くと、必ず1枚はレンタルしてるくらい。
ストーリーが好きというより、画面に映っているものが好きだから。
‘お早よう1959’
佐田啓二の住むアパート。
籐の椅子、格子のカーテン、文机、本棚、パッチワークの炬燵カバー、
まずはここに注目。
‘秋日和1960’
わたしが初めてレンタルしてきたのは、この秋日和とお早よう。
2本(2枚?)続けて観て、ちょっと混乱してきました...
だってこの原節子宅。
あれれ...?この籐の椅子ったら...
この本棚ったら...そのスタンドったら...
カーテンどころか画面は格子と縞だらけ。
もしかしてオヅという人は格子フェチ?
小物も同じようなモノばかり出てきている。
ここからひたすらオヅばかり観てしまうことになってしまったのでありました。
‘彼岸花1958’
これではよくわからないんだけれど、
佐田啓二の住む(また)アパート。
やっぱり同じ文机、本棚、スタンド。
もちろんカーテンは格子。
‘秋刀魚の味1962’
またアパートに住んでいるのは佐田啓二。
もうここまでくると何が何だかわからなくなってきます。
佐田啓二、一戸建てに住みたいのではないかと同情すらしてきてしまう。
部屋の中はだいたい他の映画と同じものが並んでいますが、
これだけはめずらしくカーテンは花柄。
でもね、アパート全部が映し出された時、ベランダに干してある布団は格子ばかり。
格子フェチだけあってそこんとこはぬかりありません。
観ている方も安心してきます。
で、あることに気づく。
画面の中には必ずどこかに赤がある。
帯もみんな何故か無地。
‘彼岸花’
そう、必ずどこかに赤がある。
そして格子と縞のオンパレードで、帯は絶対に無地。
あの籐の椅子もちゃんと登場。
‘彼岸花’
オヅという人は格子が好きで縞も好きで、赤も好き。
それはものすごくよくわかった。
でもね、赤いヤカン。
どーしてそこにあるの?って突っ込みたくなるくらい部屋のあちらこちらに移動しつつ、
だいたい夜という時では部屋に置いてある赤いヤカン。
あれはいったい何なのだろう。
誰か知っていたら教えて。
モノクロ時代でも同じ小物はちらっちらっと出てきます。
見かけるたびにだんだん嬉しくなってきてしまう。
何度か登場した浴衣地と同じ暖簾が出てきていたり、
どうしてみんな白いブラウス(着物は格子に無地の帯ばかりだけど)着ているんだ!とか、
佐田啓二、またもやキミはアパート住まいか!みたいな。
だいたいどの映画でも同じ人が出ているのだから、それは仕方ないのかもしれない。
東野英治郎はまた、定年まじかでバーで飲んでいるとか、
オジサマが誰かを食事に誘うときは鰻だよなとか、
高橋とよは小料理屋のおかみさんか、隣りの家のオバサンだよなとか。
‘お早よう’
あの高橋とよさんが、いっぱい登場するのはこれ。
(ビールを返しにいくおばさん)
そして格子と縞のオンパレード。
どうしてみんな着物なの?どうしてみんな格子の着物なの?
よく考えるとちょっと変。
でもね、赤とペパーミントグリーンが可愛い。
白ガラスやペパーミントグリーンのブリキの電燈のカサとか、
化粧品の瓶とか、グラスとか、見ていると欲しくなるものばかり。
「1人でうつる時は、みんな台詞棒読みになるよね」
そんなこと突っ込んではいけません。
縞と格子と赤。唐紙と障子。
いつも出てくる一輪挿し、電燈のカサ、籐の椅子、カーテン...
見ているだけで楽しい。
‘淑女は何を忘れたか1937’
これを少しだけでも観ることが出来たのはすごっく嬉しい。
できれば全部観てしまいたい。
斎藤達雄と桑野道子が二人で歩いているところがあるんだけれど、
何とも素晴らしい。(最後の方。時間がなかったら早送りしてみて)
もう「どうもスミマセンでした」と頭を下げたくなるくらいカッコいい。
同じオヅなのに、戦前はちょっと違う。
格子はこの頃もいっぱい出てくるんだけれど。
‘若き日1929’
このスキーウエアったら...
セーラーカラーのジャケットの松井潤子。
ベレー帽にサングラス、水玉のスカーフという結城一朗。
キリンのアップリケ。背中には「SMACK FRONT ONLY」の斎藤達雄。
しかもパイプなんかくわえている。
もうたまんない。かっこ良すぎ。
またじっくりDVDを観たい
予約投稿しようとしていた記事がアップされていなかったどころか、
キレイさっぱり消え失せていました。
それはどんな記事だったかというと...
わたしはオヅが好きです。
TSUTAYAに行くと、必ず1枚はレンタルしてるくらい。
ストーリーが好きというより、画面に映っているものが好きだから。
‘お早よう1959’
佐田啓二の住むアパート。
籐の椅子、格子のカーテン、文机、本棚、パッチワークの炬燵カバー、
まずはここに注目。
‘秋日和1960’
わたしが初めてレンタルしてきたのは、この秋日和とお早よう。
2本(2枚?)続けて観て、ちょっと混乱してきました...
だってこの原節子宅。
あれれ...?この籐の椅子ったら...
この本棚ったら...そのスタンドったら...
カーテンどころか画面は格子と縞だらけ。
もしかしてオヅという人は格子フェチ?
小物も同じようなモノばかり出てきている。
ここからひたすらオヅばかり観てしまうことになってしまったのでありました。
‘彼岸花1958’
これではよくわからないんだけれど、
佐田啓二の住む(また)アパート。
やっぱり同じ文机、本棚、スタンド。
もちろんカーテンは格子。
‘秋刀魚の味1962’
またアパートに住んでいるのは佐田啓二。
もうここまでくると何が何だかわからなくなってきます。
佐田啓二、一戸建てに住みたいのではないかと同情すらしてきてしまう。
部屋の中はだいたい他の映画と同じものが並んでいますが、
これだけはめずらしくカーテンは花柄。
でもね、アパート全部が映し出された時、ベランダに干してある布団は格子ばかり。
格子フェチだけあってそこんとこはぬかりありません。
観ている方も安心してきます。
で、あることに気づく。
画面の中には必ずどこかに赤がある。
帯もみんな何故か無地。
‘彼岸花’
そう、必ずどこかに赤がある。
そして格子と縞のオンパレードで、帯は絶対に無地。
あの籐の椅子もちゃんと登場。
‘彼岸花’
オヅという人は格子が好きで縞も好きで、赤も好き。
それはものすごくよくわかった。
でもね、赤いヤカン。
どーしてそこにあるの?って突っ込みたくなるくらい部屋のあちらこちらに移動しつつ、
だいたい夜という時では部屋に置いてある赤いヤカン。
あれはいったい何なのだろう。
誰か知っていたら教えて。
モノクロ時代でも同じ小物はちらっちらっと出てきます。
見かけるたびにだんだん嬉しくなってきてしまう。
何度か登場した浴衣地と同じ暖簾が出てきていたり、
どうしてみんな白いブラウス(着物は格子に無地の帯ばかりだけど)着ているんだ!とか、
佐田啓二、またもやキミはアパート住まいか!みたいな。
だいたいどの映画でも同じ人が出ているのだから、それは仕方ないのかもしれない。
東野英治郎はまた、定年まじかでバーで飲んでいるとか、
オジサマが誰かを食事に誘うときは鰻だよなとか、
高橋とよは小料理屋のおかみさんか、隣りの家のオバサンだよなとか。
‘お早よう’
あの高橋とよさんが、いっぱい登場するのはこれ。
(ビールを返しにいくおばさん)
そして格子と縞のオンパレード。
どうしてみんな着物なの?どうしてみんな格子の着物なの?
よく考えるとちょっと変。
でもね、赤とペパーミントグリーンが可愛い。
白ガラスやペパーミントグリーンのブリキの電燈のカサとか、
化粧品の瓶とか、グラスとか、見ていると欲しくなるものばかり。
「1人でうつる時は、みんな台詞棒読みになるよね」
そんなこと突っ込んではいけません。
縞と格子と赤。唐紙と障子。
いつも出てくる一輪挿し、電燈のカサ、籐の椅子、カーテン...
見ているだけで楽しい。
‘淑女は何を忘れたか1937’
これを少しだけでも観ることが出来たのはすごっく嬉しい。
できれば全部観てしまいたい。
斎藤達雄と桑野道子が二人で歩いているところがあるんだけれど、
何とも素晴らしい。(最後の方。時間がなかったら早送りしてみて)
もう「どうもスミマセンでした」と頭を下げたくなるくらいカッコいい。
同じオヅなのに、戦前はちょっと違う。
格子はこの頃もいっぱい出てくるんだけれど。
‘若き日1929’
このスキーウエアったら...
セーラーカラーのジャケットの松井潤子。
ベレー帽にサングラス、水玉のスカーフという結城一朗。
キリンのアップリケ。背中には「SMACK FRONT ONLY」の斎藤達雄。
しかもパイプなんかくわえている。
もうたまんない。かっこ良すぎ。
またじっくりDVDを観たい
見入ってしまった。(笑
昭和レトロっていう感じ。
by chi- (2008-07-27 18:12)
私は小津安二郎監督の映画を見たことがないのです。
CSの予告がどうも変なところを切り取っているようで、
噂に聞くイメージと全然違っていて…。
by KANKO (2008-07-27 19:56)
映画好きだし、いいとは聞くのだけど。
小津ってみたことないのだた。
そか、小物ねらいでみるという手があるのか・・・。
by Sumi (2008-07-28 15:05)
nyanさん、ありがとうございます。
by masa (2008-07-28 22:23)
yookoさん、ありがとうございます。
by masa (2008-07-28 22:23)
chi-さん、
昭和レトロ...確かに(笑)
わたしはちよっと懐かしい。
いやいや。全部産まれる前だ。
懐かしんじゃいかん。
by masa (2008-07-28 22:25)
KANKOさん、
人によって入り方が違いますからね。
ザ・セツコはセツコで美しいと思うの。
でもね、ストーリーは実はあんまり好きじゃない。
by masa (2008-07-28 22:32)
Nicoli♪さん、ありがとうございます。
by masa (2008-07-28 22:33)
つなみちゃん、ありがとうございます。
by masa (2008-07-28 22:34)
monaちゃん、ありがとうございます。
by masa (2008-07-28 22:35)
simaさん、ありがとうございます。
by masa (2008-07-28 22:36)
ぴーすけ君、ありがとうございます。
by masa (2008-07-28 22:36)
Sumiちゃん、
わたしは最初見たので小物と着物に嵌ってしまったから(笑)
ストーリーは関係なく、そればかり観てるような気がする。
by masa (2008-07-28 22:37)
takemovies さん、ありがとうございます。
by masa (2008-07-28 22:38)
オツだねえ、のオツって
小津安二郎の「小津」からきてるって聞いたことが。
by たろちぅ (2008-07-29 08:59)
たろちぅさん、
確かに。そんなこと聞いたことがあったなぁ。
いろいろと観てると、何となく「オツだねぇ」がわかるような気がする。
by masa (2008-07-30 22:56)
Mapleさん、ありがとうございます。
by masa (2008-08-03 22:48)