ふと思う

もう一度見ても、やっぱりスゴイという言葉しか出てこない

前のボレロの時、ステージの上で一番化粧が薄かったのは彼女だった
真中にいる、主役が他の誰よりも化粧が薄い
内側からにじみ出てくる自信　それにともなう美しさがあれば
外側を飾るなんてヤボなことなんだなって考えていたっけ

今回も変わることなく美しい
指先までの動き、筋肉のひとつひとつ、全てが美しい
呼吸するたびに激しく上下する上半身
苦しいんだろうな...
脚も痛いんだろうな...
だけど、そんなことを全く感じさせないしなやかな動き

ずっとずっと見ていたい
なのに「最後の...」ってついている

前回は「‘最後の’ボレロ」、今回は「‘最後の’白鳥の湖」
次の来日した時も「最後の...」ってつくんだろうか。

同年代のダンサーが引退したり、全幕はもうやらないと聞いたりすると
正直、とても切なくなる
“もう見ることができないの？”ではなく、“果たして私はいつまで”

もちろん私はプロではないので、同じに考えちゃ失礼すぎるのだけれど、
いったいいつまでポワント履いていられるんだろって思う。
もしかしたら来年の今頃はもうムリかもしれないし、
５年後もまだまだ平気かもしれない。

もし、彼女が引退することになってしまったら...
イヤイヤ、絶対にそんなこと考えたくない。

生で見るギエムのＳｗａｎ　Ｌａｋｅが終わっちゃった。
興奮した！凄かった！と同時にちょっと寂しい。
許されるのなら、彼女のツアー全部行きたかったよ...

手元にはＢプロのチケット、残り１枚。
明日は「最後」ではない、椿姫

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ギエムには遠く及ばないワタシが今日、言われたこと

「体小さいんだから、もっと手と脚を大きく使え！
周りと同じようにしていたら見えない。もっと手と脚を伸ばせ！」

わかってますぅ～　努力が足りなすぎますぅ～
努力不足ですぅ～

手と脚がビョ～ンって伸びないものかしらね
背も伸びないものかしらね

吐きそうになっても、マメがつぶれて痛くても、何故か楽しい
オペラ座エトワールの人が「麻薬と一緒」と言っていたけれど、
ホントにそんな感じ。やめられません。
苦しくても、痛くても楽しい。

コメント 2

手と脚、ビョ〜ンって伸びないと思うけど
苦しくても痛くても、楽しくてそしてウツクシクいられるのなら
よいではないですか♪
by ほーりー (2007-12-11 06:51) 

*ｔａｋａｇａｋｉさん、ありがとうございます。

*ほーりーさん、何とおっしゃいました？
ウツクシイ♪ウツクシイ♪ウツクシイ♪
ありがと

*ｃｈｉ-さん、ありがとうございます。

*ｎｉｃｏさん、ありがとうございます。

*にこちゃん、ありがとうございます。

*ｒｉｃｏさん、ありがとうございます。

*ｔｏｋｏさん、ありがとうございます。

*ａｅｒｉａｌさん、ありがとうございます。
by masa (2007-12-13 09:39)